M5 iPad Pro

【実機ベースで語る】11インチ iPad Pro(M5)レビュー:軽さ×速さで“毎日コンテンツ制作”がはかどる一枚

2025年登場の11インチ iPad Pro(M5)は、持ち運び優先のサイズ感にM5チップの余裕あるパワーをのせた“現場向けフラッグシップ”。
ノート取りから写真編集、動画のラフ作りまで、「開いてすぐ作業」ができるのが最大の魅力です。
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11インチ iPad Pro(M5)外観
片手でも扱いやすい11インチ。バッグインの収まりが良い。
要点①:即戦力のパフォーマンス
起動・アプリ切替・エクスポートの一連がキビキビ。重めのレイヤー構成やRAW現像・LUT当ての試行錯誤もストレスが少ない体感。
要点②:モバイル作業に最適な11型
カフェの小テーブルでもキーボードと並べて置ける。電車・飛行機のトレイでも使える現実的サイズ。
要点③:120Hzの描画快適性
高リフレッシュレートによる滑らかなスクロール&ペン追従が、ペン入力や動画タイムライン操作の正確さに直結。
11インチ iPad Pro(M5) 256GB シルバー

11インチ iPad Pro(M5 / 256GB / Wi-Fi)

価格:169,980円
(2025/10/26時点)

実際の使用感:ノート、編集、配信用の“現場メモリ”として優秀

  • ノート取り:120Hz表示×高いペン追従で、文字・図形の書き分けが正確。板タブより“紙っぽさ”を感じるのは大きな差。
  • 写真編集:RAW現像→露出/色温度→部分補正までのタップ移動が速い。書き出し待ちのイライラが減り、現地で仮セレ→SNS納品が現実的。
  • 動画のラフ作り:ショット並べ・テロップ当て・BGM試し聴きなどの“構成づくり”で力を発揮。本編集はデスク、下ごしらえはiPadが効率的。
  • 配信/会議:フロントカメラ&マイク品質が安定。外部マイクを挿すよりも、静かな環境ならそのまま出てOKなことが多い。
  • 電池もち:メモ+Safari+YouTubeで半日作業しても余裕。60W級のPDを1本バッグに入れておけば安心感は十分。
iPad Pro(M5)でのノート取り
ミーティングの図解もストレスなく追従。

おすすめできる人/できない人

◎ 向いている
  • ノート取り・スケッチ・PDF校正を毎日する人
  • 写真のセレ〜軽編集〜SNS出しまでをモバイルで完結したい人
  • カフェや移動中に動画の構成作りを進めたい人
  • PCは持ちたくないけど、キビキビ動く一台が欲しい人
△ 期待値調整が必要
  • Premiere/DaVinci級の長尺本編集を完結させたい(最終書き出しはデスクPCを推奨)
  • ウルトラワイドや複数外部モニタでの多窓作業が必須なワークスタイル
写真編集・動画ラフ作りの使用例
“下ごしらえ”はiPad、仕上げはデスク。時短効果が大きい。

後悔しない選び方:容量・通信・アクセサリの3点だけ決める

  1. 容量(256GB〜):RAWやProResを扱うなら512GB以上が安心。クラウド併用でも作業用の余白は多いほど快適。
  2. 通信(Wi-Fi / セルラー):屋外で頻繁に配信・アップロードがあるならセルラーも検討。テザリング主体ならWi-FiでOK。
  3. アクセサリ:キーボード(ショートカット時短)/ペン(手書き・修正)/USB-Cハブ(外部ストレージ/SDカード)が実用優先の三種の神器。

ワークフロー例:撮って→選んで→出す、を一台で

写真納品
カメラ → USB-C経由で取込 → 露出/色/部分補正 → 透かし入れ → クラウド共有。現地で“仮納品”までいけるのが強い。
動画ショート作成
スマホ素材をAirDrop → カット&テロップ → BGM当て → そのままSNSへ。サムネはペンで素早く手直し。
学習/資格対策
PDFテキストに直接書き込み → 図表だけを別ノートに再構成。手で書く記憶定着と検索性のいいとこ取り。
外出先でのiPad Pro(M5)活用
モバイル電源+USB-Cハブで作業領域が広がる。

快適に使う小ワザと注意点

  • 外部ストレージ併用:写真・動画は外付けSSDに“素材置き場”を作ると本体容量に余裕が出る。
  • ウィジェット整備:ToDo/カレンダー/タイマーをホームに置くと、“開いてすぐ作業”が捗る。
  • 画面保護:ペーパーライクは書き味◎だが発色低下の傾向。色重視ならクリア系+環境光で調整。
  • キーボードショートカット:Cmd系の共通操作を覚えるだけで体感速度×1.3倍。
よくある疑問
  • PCの代わりになる? → Web中心・ドキュメント作成・写真軽編集ならほぼ代替。高度な多窓・自動化/開発はPC併用が現実的。
  • 11と大きいサイズで迷う? → 11は携帯性と機動力。イラスト/映像の“表示面積”重視なら大きいサイズ。

結論:持ち歩ける制作機が欲しいなら、11インチProが最適解

M5の余裕・120Hzの快適さ・11型の取り回し。三拍子そろって“日々のアウトプット速度”を底上げします。
ノート&編集をひとつにまとめたい人ほど、満足度の高い一台です。

※記載の使用感は筆者の環境・ワークフローに基づく主観です。実際の仕様や価格は販売ページでご確認ください。

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